パタヤのゴーゴーバーの女性従業員、落とし物バッグを警察に届け出

2025年10月13日、タイ東部パタヤのゴーゴーバー女性従業員が、遺失された貴重品入りのバッグを警察に届け、持ち主の所在を探すという誠実な行動が称賛を集めています。各報道が伝えています。

10月13日午前8時06分、バー「Queen A-Go-Go」に勤務する42歳の女性は、黒いショルダーバッグを発見し、パタヤ市警察署へ届けました。バッグには9,700オーストラリアドル（約20万バーツ相当）、クレジットカード、そして 48歳のオーストラリア人男性名義のパスポートが入っていました。

女性は警察への説明で、同僚らと食事をした後、店に戻る途中で店前の地面にバッグが落ちているのを見つけたと述べています。当初は同僚のものかと思ったが、中身を確認して貴重品が含まれていることに驚き、透明性を保つためにバッグ内部の映像を撮影してから警察に連絡したとのことです。彼女は「このお金は私のものではない」「私自身やバー、そしてパタヤのイメージを考えた」「警察に届けて持ち主に返すのが正しい行いだ」と語っています。

バーの監視カメラ映像によれば、バッグの持ち主とみられる外国人の男性が、長袖の黒いシャツ、黒のショートパンツを着用し、左脚にタトゥーを有していたという記録があります。彼は右手にバッグ、左手に靴を持ち、疲れた様子でバー前に座っていた後、バッグを置き去りにして立ち去ったようです。

現在、パタヤ警察はこの男性を特定して遺失物を返却する手続きを進めており、女性の行為は観光地としての安心感を高める模範と見なされています。