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タイ首相、バンコク・サムセン通り大規模道路陥没現場を再視察 「2週間で復旧を目指す」

2025年9月26日 配信

©バンコク都

バンコク・ドゥシット区のワチラ病院前で発生したサムセン通りの大規模道路陥没について、アヌティン首相は24日深夜に再び現場を視察し、国民に謝罪するとともに、「およそ2週間以内の復旧を目指す」 と表明しました。2025年9月26日にタイ政府メディアNBT Connextが伝えています。



首相は、現場作業員を激励しつつ、危険の最小化と迅速な道路復旧が最優先であると強調。責任を負う施工業者が9月25日午前11時に記者会見を開き、進捗を説明すると明らかにしました。

修復作業については「大量の土砂が崩落し、トンネル補修も難航している」と述べ、再沈下の可能性や電力・給排水など周辺インフラの安全性、高層ビルの構造安定性を重要課題に挙げました。特に降雨による土砂のさらなる流出を懸念し、「漏水を止め、埋め戻しと地盤の締め固めを急ぐ必要がある」と指示しました。

また、近隣高層ビルについては公共事業・都市計画局が安全点検を進めており、都市鉄道公社(MRTA)も基礎杭に損傷がある建物への対応策を検討していると説明。現場に残る30トンのコンクリートブロック4基については「切断・分割して順次撤去可能」との見通しを示しました。

首相は「今は責任追及よりも復旧が最優先だ」と述べたうえで、損害賠償や契約上の責任、刑事責任を含め、すべて法に則って厳格に対応する姿勢を改めて示しました。

 

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