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【スパンブリー】タイ内務省地方行政局の特別作戦部隊は、2025年9月23日夜から24日未明にかけて大規模な摘発作戦「24 นี้เลิกเมานะ(今日で飲酒は終わりだ)」を実施し、スパンブリー県の有名クラブ「24 BAR」を急襲しました。現場では1,000人以上の客が遊興中で、未成年や薬物使用者が多数確認されました。
作戦が開始されたのは24日午前1時30分。クラブ内に突入したところ、若者らが一斉に逃げようとしましたが、出入口を全て封鎖していたため、全員を取り押さえることに成功しました。
調べによると、20歳未満の利用者が約50人、うち最年少は15歳で、薬物を使用していた未成年も35人いました。さらに、営業時間を超える酒類販売、刃物の所持、店内に散乱する麻薬も発見されました。客1,042人に尿検査を実施した結果、415人(男性261人、女性154人)が陽性反応を示しました。対象者は今後、法的措置や治療プログラムに送致されます。
当局は経営者に対し、
・未成年を入店させた
・未成年に酒類を販売した
・法定時間を超えて酒類を販売した
・店内での薬物使用を黙認した
といった容疑を適用。これらは国家平和秩序評議会(NCPO)の命令違反にあたるため、スパンブリー県知事に対し、同店を5年間営業停止とするよう提案しました。
今回の作戦は、アヌティン・チャーンウィーラクン首相兼内務大臣の方針「สั่งวันนี้ เสร็จเมื่อวาน(今日命じれば、昨日には終わっている)」を継承したもので、内務省幹部や地方行政局、郷土防衛団員など80人以上が動員されました。
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