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2025年9月21日、土星が今年最も地球に近づく「最接近(サターン・オポジション)」を迎えます。土星は太陽・地球・土星が一直線に並ぶ配置となり、地球からの距離は約12億7,900万キロメートル。夜空に明るく輝き、夕方から翌朝まで一晩中観測することができます。
タイ国立天文学研究所(NARIT)は、今夜18時から22時まで全国5か所(チェンマイのシリントーン天文公園、ナコンラチャシマ、コンケーン、チャチュンサオ、ソンクラー)の観測施設で観望イベントを開催。参加は無料で、天候が悪い場合には公式FacebookやYouTubeでライブ配信が行われます。
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YouTubeチャンネル 👉 https://www.youtube.com/@NARIT_Thailand
今回の最接近では、土星の環や最大の衛星タイタンをはじめ、中型以上の望遠鏡ではレア、テティス、ディオネ、イアペトゥスといった衛星も観測できる見込みです。NARITは「今夜が土星を観測する最良の機会」と呼びかけています。
また、今年3月には土星の環が最も傾きの少ない時期を迎え、地球からは「環が消えたように」見えた現象が観測されました。土星の公転周期(約29.4年)に伴い、約15年ごとにこのような「無環」に近い姿を見せるとされ、今回の最接近はその変化を追う上でも重要なタイミングとなります。
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