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タイ銀行(BoT)は、自分名義の口座間で資金を移動すると口座が凍結されるとのSNS上の噂について「事実無根」と否定しました。商業銀行と協議を行ったうえで、根拠のない情報だと正式に確認しています。2025年9月20日にタイ政府メディアNNTが伝えています。
タイ銀行は、サイバー犯罪防止抑止関連の王令に基づく金融追跡措置の導入に際し、誤情報が悪用されないよう注意を呼びかけました。これらの措置は、詐欺被害者の資金回復を支援する一方で、正当な利用者への影響を最小限に抑えることを目的としています。
当局によると、取り締まりの焦点は詐欺に利用されるマネーミュール口座に絞られており、一般利用者の利便性を損なわないよう「慎重なバランス」が取られていると説明しました。
またBoTは、警察や「オンライン詐欺対策センター」と協力し、誤って凍結された口座の解除手続きを迅速化。一般利用者が早期に口座を再利用できる体制を整えつつ、安全性を高める方針を強調しました。
さらに2025年のシンポジウムでは「金融脅威を先取りし、信頼を築く」をテーマに掲げ、タイの金融システムが引き続き安全で強靭かつ誰もが利用可能であることを改めて強調しました。
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