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タイ国政府観光庁、クラビとバンコクで「2025グローバル・ミーニングフル・トラベル・サミット」を開催

2025年9月17日 配信

タイ国政府観光庁(TAT)は、南部クラビ県と首都バンコクにおいて「2025グローバル・ミーニングフル・トラベル・サミット」を開催しました。東南アジアで同サミットが開かれるのは初めてで、観光支援団体「Tourism Cares」との協力のもと、航空会社や旅行会社、メディアなど40以上の国際的な観光関係者が参加しました。2025年9月16日にタイ政府メディアNNTが伝えています。



プログラムでは、TATが推進する「クラビ・プロトタイプ」と呼ばれる持続可能な観光開発モデルを紹介。マヤ湾やピピ諸島、石灰岩の断崖で知られるクラビは、自然の魅力を守りながら地域社会と共生する観光の実現を目指しています。2023年には、同県の「クローントム温泉」が環境・気候分野での取り組みが評価され、「グリーン・デスティネーションズ・トップ100」に選ばれた実績もあります。

参加者は、ラエムサックやバンナイナンといった村を訪問。廃棄物管理、伝統工芸、地域主導の観光事業など、持続可能な取り組みを実際に体験しました。また、マングローブ林ツアー、海洋保全活動、認証を受けたエコ宿泊施設など、クラビで楽しめる環境配慮型アクティビティも紹介されました。

さらにクラビ県では、全国的な持続可能性基準と国際的な評価基準に沿った取り組みが進められています。現在、100を超えるSTAR認証事業者、タイ・ツーリズム・アワード受賞の16事業者、カーボンフレンドリーなホテルなどが存在。コークランやラエムサックといった村でのコミュニティ観光も、地域参加による長期的成果を示す例として注目されています。

 

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