飛び降り試みた中国人女性乗客を空港職員が救助、スワンナプーム空港

バンコクの空の玄関であるスワンナプーム国際空港で2025年8月25日夜、中国人女性乗客が出発階のデッキから飛び降りようとする事案が発生しました。危険な状況の中、空港警備の職員2名がとっさに駆け寄り、女性を引き戻して救助しました。空港はこの一部始終を9月2日に公式SNSで発表し、迅速な対応が「国際水準の安全管理を示すものだ」と強調しました。

女性はこの日、上海行きFM856便（20時20分発）に搭乗予定でしたが、個人的な問題を抱えていたとされています。救助後は観光警察に引き渡され、安全確保のための措置が取られました。

空港側は「職員の観察力と判断力が被害を未然に防いだ」と謝意を表明し、「安全は標準、サービスは心」とのスローガンを添えて、今後も安全対策とサービス品質の向上に努めるとしています。