タイ南部ハジャイ空港、37周年で大規模アップグレード計画を発表

タイ南部の空の玄関口であるソンクラー県のハジャイ空港は、開港37周年を迎え、施設とサービスの大幅な拡充計画を明らかにしました。各報道が伝えています。

空港によると、2024年10月から2025年7月までの運航実績は計1万9010便で、そのうち国際線は2522便と前年比52.95％増、国内線は1万6488便で12.22％増となりました。現在、同空港には9つの航空会社が就航しており、ドンムアン、スワンナプーム、チェンマイ、プーケット、ウドンターニー、ベートンといった国内主要都市に加え、クアラルンプールやシンガポールへの国際線も運航しています。

今後1～2年以内には、出発ホールの改装、トイレの改善、周辺道路の整備を進める計画です。さらに3～5年をかけて、新ターミナルの建設、駐車場拡張、6車線のアクセス道路や4車線の内部道路の整備、搭乗橋の設置など大規模な開発を予定しています。

また、利便性と安全性を高めるために、セルフチェックイン機や新しい本人確認システムを導入しました。空港は、国際空港評議会（ACI）の「カスタマーエクスペリエンス認証」やサービス品質評価プログラムにも参加しており、世界水準のサービスを目指しています。

ハジャイ空港は「安全を基準に、心からのサービスを―すべての旅を喜びに」というスローガンを掲げ、利用者満足と持続可能な発展に取り組む姿勢を強調しています。