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タイ運輸省は、タイ空港公社(AoT)に対し、管轄する6つの主要空港における出発旅客サービス料(PSC)の引き上げを検討するよう指示しました。2025年7月26日のバンコクポストが伝えています。
スリヤ・ジュンルンルアンキット運輸相によると、現在検討されているのは最大で100バーツの値上げ案で、シンガポール、日本、香港など主要国際空港との料金比較調査が進められています。調査結果は2025年9月にも取りまとめられる予定です。
現在、タイの空港では国際線の出発旅客に対し730バーツ、国内線には130バーツの出発旅客サービス料が課されています。スリヤ運輸相は、タイの現行料金が国際的な平均より低い可能性があると述べました。
タイ空港公社のパウィーナー・チャリヤティティポン代行社長は、調査がすでに開始されていることを明らかにし、「空港収入の増加と、アジアにおける航空ハブとしての空港整備への再投資が目的だ」と説明。特にトランジット(乗り継ぎ)利用客の利便性向上に向けた施設整備が焦点となっています。
調査が完了次第、タイ空港公社はタイ民間航空局(CAAT)および民間航空委員会に新料金の提案を提出し、年内の導入を目指す方針です。
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