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タイ保健省は2025年7月24日、カンボジア軍による攻撃によりタイ側で民間人11人、軍人1人の計12人が死亡したと発表しました。犠牲者には15歳の少年も含まれており、負傷者も多数確認されています。
この衝突は、タイとカンボジアの国境地帯で発生したもので、カンボジア軍がロケット砲「BM-21」などを使用し、タイ側の住宅地や店舗を含む複数の民間エリアを攻撃したとされています。タイ陸軍は「カンボジア側が先に発砲した」として強く非難しています。
被害は東北部4県に及び、保健省による地域別の死傷者の内訳は以下のとおりです:
■ スリン県
民間人:死亡2人、重傷1人、中等症3人
軍人:重傷3人、中等症1人、軽傷1人
■ ウボンラーチャターニー県
民間人:死亡1人、負傷4人
■ シーサケート県
民間人:死亡8人(うち15歳の少年)、重傷3人、中等症8人、軽傷4人
軍人:死亡1人、軽傷2人
■ ブリーラム県
民間人:中等症1人
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