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2025年7月16日、バンコクで開催された「MIDL Awards 2025」において、子供と若者を取り巻くオンライン上のリスクに関する最新の調査結果が紹介されました。
国際調査「子供のオンライン安全指数(COSI)2024」によると、世界の8~18歳の約70%が、年に1回以上サイバーリスクに直面しており、タイでは41%の子供がネットいじめの被害を受けていることが分かりました。これは世界平均の39%を上回る水準です。
主催機関は、子供たちが単に読み書きできるだけでなく、インターネット上の情報を適切に判断し、誤情報や扇動的な投稿に影響されないための力、すなわちメディアリテラシーの必要性を強調しました。
また、電子タバコの広告やオンライン詐欺、違法ギャンブルなど、インターネット上には子供や若者を標的としたさまざまな危険が存在し、健康や行動への悪影響、さらには家庭や社会への影響も懸念されています。
関連機関は、次の3つの対策を進める必要があるとしています。
・デジタルリテラシーの強化と責任ある情報発信の推進
・公共政策への市民参加による協力体制の構築
・法律の実効的な運用と、プラットフォーム事業者との連携
このような取り組みを通じて、子供たちが安心して情報に触れ、学べる環境づくりが進められています。
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