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タイのソムサック・テープスティン公衆衛生大臣は2025年7月14日、過去1か月間に実施された大麻関連店舗の全国検査について、その結果を公表しました。今回の検査は、大麻の使用を医療目的に限定する政府の方針に基づき、不適切な営業や違法行為の取り締まりを目的としています。各報道が伝えています。
検査の対象となったのは全国1,565店舗で、以下のような処分と違反が確認されました。
・営業許可の一時停止:82件
・許可証の取り消し(重大な違反):5件
・無許可販売による刑事告発:7件
・営業報告の未提出:209店舗
・不適切な広告表示:44店舗
・店舗内での喫煙行為:4件
・処方箋なしでの販売:1件
・オンライン販売:3件
・大麻の花の不法所持(3件の摘発):13人
また、バンコクのスワンナプーム空港およびドンムアン空港では、大麻を国外に持ち出そうとした32人が逮捕され、合計940.93キログラムの大麻が押収されました。
ソムサック大臣は、「医療以外の目的で大麻を使用することは認められない。今後も法令に基づき、違反行為には厳正に対応していく」と述べました。
さらに、保健省では7月16日に、医療用大麻の処方を行う7つの専門職向けに研修を実施し、約2,000人の認定を目指します。翌17日には、大麻の花を扱う販売事業者を対象にした研修も予定されており、最大で8万人の登録が見込まれています。
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