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メディアでも“あるある”台湾表記問題~セブンイレブンが【中国(台湾)】表記で大炎上!

2025年7月13日 配信

セブンイレブンが「中国(台湾)」表記で大炎上

セブン&アイ・ホールディングスが、2025年7月11日の「セブン-イレブンの日」に合わせてSNSに投稿した画像が大炎上しました。タイなど世界各国のセブン-イレブンの制服を紹介する中で、台湾について「中国(台湾)」と表記したのです。



この投稿に対してSNSユーザーから、「台湾は台湾だ」「なぜ台湾を中国の一部として書くのか」といった声が相次ぎました。セブン&アイ・ホールディングスは事態を重く見て投稿を削除し、7月12日には謝罪文を掲載することになったのです。

メディアでもある台湾表記問題

この“事件”を見て、思い出したことがあります。実は、当サイト「タイランドハイパーリンクス」でも、台湾と中国にまつわる“お願い”をされることが、時々あるのです。

当サイトとしては、「台湾は台湾」という立場です。中国に配慮や忖度をしなければならない理由は全くないので「台湾は中国の一部」なんて書くこともなければ、そんなニュアンスを含ませる必要もありません。ただ、どうしても「中国への配慮的なことをしなければならない場面」が出てくるのです。

当サイトでは、アーティストの紹介やインタビューの記事を多く掲載しています。アーティストの中には、タイや日本に加えて、台湾や中国なども含めてインターナショナルに活動しているグループも少なくありません。そうしたアーティストを紹介する際、台湾の表記について、ちょっとしたお願いをされることがあります。

たとえば──
極端な例だと「“台湾”という言葉を使わずに、“中国台北”にしてほしい」とか、「“台湾”も“中国”も使わず、“台北”“上海”“北京”と都市名だけで書き分けてほしい」とか・・・。都市名だけというのは、上手いやり方かもしれません。

そうしなければならない事情もある

これはもう、ある種の“あるある”です。きっとアーティストが中国でも活動を続けるには、そうした配慮や忖度が必要になるというだけのことなんでしょう。さもなければ、“つつかれる”こともあるのだと思います。

そういった事情があるときには、アーティストの活動がしにくくなるようなことがあってはいけないので、こちらとしても、できる限り希望通りに対応するようにしています。読者のみなさんが「そういう表記を見てどう感じているんだろう?」と気になることもありますが、幸い、これまで特に「あーだこーだ」と言われたことはありません。みなさん、なんとなく事情を理解してくださっているのだと思います。優しいですね!今後も、こういうことがあると思うので、何卒よろしくお願いします!

セブン&アイ・ホールディングスとしては、企業として色々な事情があるのでしょうが、表記ひとつで波風が立つ時代。やり方がとっても下手でしたね。

 

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