タイ入管が中国人3人を逮捕、麻薬事件と5億バーツ詐欺で

タイ入国管理局は2025年7月2日、3名の中国人を逮捕したと明らかにしました。

まず、国際指名手配中の麻薬密売容疑者1人と、覚醒剤の使用および所持の容疑者1人の計2人を逮捕。いずれも中国籍で、入国管理局の捜査チームにより確保されました。

さらに、不法滞在の容疑で別の中国人1人を逮捕。この人物は調査の結果、中国国内で偽の会社を設立し、投資家を騙していた詐欺グループの主犯格であることが判明しました。被害総額はおよそ5億バーツにのぼるとみられており、男はタイに逃亡していたとされています。

タイ入国管理局は、今後も外国人による重大犯罪や不法滞在に対する取り締まりを強化していくとしています。