両替レート
|
|
タイ政府は、2025年7月1日より国内旅行を支援する「ハーフ・ハーフ・トラベル・タイランド」プログラムの予約受付を開始します。この制度は、タイ国民を対象に宿泊費の一部を補助するほか、旅行中に利用できるクーポンを提供するもので、タイ国政府観光庁(TAT)が主導しています。実際の旅行開始日は7月4日からとなります。
本制度では、全国で50万件の旅行枠が用意されており、対象者1人につき最大5件までの旅行権利を取得可能。その内訳は、主要な観光都市向けに3件、地方の目的地向けに2件となっています。
旅行者には、1泊あたり最大3,000バーツの宿泊費補助が適用されます。平日は50%、週末や祝日は40%が補助対象となります。さらに、旅行1回ごとに500バーツ分のデジタルクーポンも支給され、承認済みの飲食店や小売店で利用可能です。これらの特典は、旅行期間中に限り利用できます。
6月30日時点で、全国の観光関連事業者3万4,000件以上がTATの公式サイトを通じて登録しており、約6,400件がすでに承認済み。残る事業者についても、クルンタイ銀行による審査が進められており、適格と判断された店舗・施設は本日よりTATのウェブサイトに掲載されます。
政府はこの制度を通じて、国内観光の活性化と地域経済の支援を図る考えで、多くの市民の参加を呼びかけています。
関連記事
新着記事