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ラオスに逃亡していた中国人の男、タイ人女性薬物死事件で出頭し逮捕

2025年6月29日 配信

バンコク都内のホテルで若い女性が薬物により死亡した事件で、指名手配されていた中国籍の男(37)が、2025年6月27日に警察へ出頭し、逮捕されました。男は事件直後にラオスへ逃亡していましたが、タイ警察の捜査と圧力を受け、弁護士とともに出頭しました。各報道が伝えています。



事件が発生したのは今年2月10日の朝、バンコク・バンカピ区のホテルです。エンターテイナーとして働いていた22歳の女性が、ベッドの上で死亡しているのが見つかりました。現場からはケタミンや「ハッピーワーター」と呼ばれる薬物が押収され、警察は薬物によるショック死とみて捜査を開始しました。

調べによると、女性はモデル派遣業者を通じて中国人の男のもとに送られており、薬物使用を強要された可能性があるとされています。警察は防犯カメラの映像などから証拠を集め、4月には男に対する逮捕状を取得しましたが、その時点ですでにラオスへ逃亡していたことが確認されていました。

その後、タイ警察は関係者への聴取や監視を強化し、男に対して継続的に圧力をかけていました。こうした中、男は6月27日、弁護士に付き添われてバンコク都内の警察署に出頭し、その場で身柄を確保されました。

警察の取り調べに対し、男は薬物の使用を認めたものの、「女性が自発的に使用した」として強要については否定しています。

この事件に関連して、女性に仕事を紹介したとされる18歳の女もすでに逮捕されており、売春あっせんの疑いで起訴されています。警察は今後、モデル派遣業の実態や薬物の流通経路についても捜査を拡大する方針です。

 

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