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2025年6月、バンコク近郊のスワンナプーム空港で、ラオスへの渡航を予定していた韓国人の高齢乗客が、チェックインを拒否される事態が発生しました。乗客は航空券を所持し、時間内にチェックインカウンターに到着していたにもかかわらず、搭乗手続きが進まなかったことに困惑していたといいます。
空港に常駐する韓国語通訳が航空会社スタッフに確認したところ、ラオスへの入国に関する規定に不備があったことが判明しました。
ラオスは観光目的での短期滞在について、韓国国籍の渡航者に対してビザを免除しています。しかし、免除の条件として以下の書類の提示が求められています。
・有効期間が6か月以上残っているパスポート
・ラオス出国用の航空券(往復または第三国行き)
・滞在日数が30日以内であることを示す宿泊予約
・滞在中の生活費として最低500米ドル以上の資金
この乗客は片道航空券と現金しか所持しておらず、宿泊先の予約も提示できなかったため、航空会社側はラオス入国審査で拒否されるリスクを考慮し、チェックインを許可しませんでした。
その後、乗客が必要な書類を整えたことにより、チェックインが許可され、無事に手続きを終えたということです。
スワンナプーム空港では、「ビザが不要な国であっても、入国条件は厳格に運用されています。旅行の際は、事前に目的地の最新情報を確認し、必要な書類を揃えた上でご出発ください」と注意を呼びかけています。
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