外国人が違法カジノ開設か、パタヤ中心部のホテルとアパートを捜索～十数人逮捕

2025年6月16日深夜から17日未明にかけて、パタヤ中心部で違法カジノが開設されていた疑いがあるとして、チョンブリー県入国管理局を中心とする合同捜査チームがホテルおよびアパート2カ所に踏み込み、外国人を含む十数人を逮捕しました。

摘発されたのは、観光エリアにある「ANTAI HOLIDAY HOTEL」とその周辺アパートで、現場では中国人、ベトナム人、シンガポール人、ミャンマー人などの外国人がポーカーや麻雀を行っていたおり、フィッシングゲーム機、現金代わりのチップ、多数の携帯電話などが押収されました。

一部の容疑者は8階に逃げ込もうとしましたが、捜査員が追跡し確保。室内からは複数のコンピューター端末も発見されました。

警察は、今回の賭博場がオンライン賭博サイトやコールセンター詐欺など、より広範な「グレー資金」ネットワークと関係している可能性があるとして、今後も捜査を拡大する方針です。

逮捕された外国人らは、通訳を通じて容疑を認めており、警察は運営者や背後関係の特定にも注力するとしています。