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タイ東北部ナコンラチャシマ県の一軒家で、電力メーターが不正に改造され、実際の使用量より大幅に安い電気代しか支払われていなかったことが発覚しました。地方電力公社(PEA)は、不正利用に対する法的措置を進める構えです。各報道が伝えています。
問題の住宅では、エアコンが5台稼働していたにもかかわらず、月々の電気代はわずか1,700バーツ(約7,000円)ほど。異常を察知した電力会社が調査を行ったところ、メーターへの配線が改ざんされており、実際の電流が11.41アンペアだったにもかかわらず、メーターには1.34アンペアしか記録されていなかったことが明らかになりました。これにより、本来請求されるべき電気料金の約78%が支払われていませんでした。
調査では、1年以上にわたって不自然に低い電気代が続いていたことも確認され、特に暑さのピークである3~4月でも最高で1,780バーツしか請求されていなかったとのことです。
住人の男性は「メーターが改造されていたことは知らなかった」と説明し、兄がエアコンを増設した際に、業者によって不正が行われた可能性を示唆しています。
PEAはこの住居に対して、未払い分の電気料金と罰金の支払いを求めており、応じない場合は民事・刑事の両面で法的措置を取るとしています。
同公社は「電力メーターの不正改造は犯罪であり、発覚した場合には禁錮や罰金の対象となる」と注意喚起し、すべての利用者に対して正当な方法での電力使用を呼びかけています。
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