タイを訪れる外国人旅行者、1,500万人突破～中国を抜いてマレーシアが国別トップに浮上

タイ観光・スポーツ省によると、2025年1月1日から6月8日までにタイを訪れた外国人旅行者は累計で15,016,878人にのぼり、前年同期比で2.87％の減少となりました。

訪問者数の国別内訳では、マレーシアが2,041,002人で最多となり、2位の中国（2,029,481人）をわずかに上回りました。続いてインド（1,035,864人）、ロシア（981,011人）、韓国（702,267人）が上位に入りました。

この期間中の観光需要は、東アジアや中東の連休によって後押しされたほか、「Amazing Thailand Grand Tourism and Sports Year 2025」などの観光促進キャンペーンや、政府による旅行支援策も影響していると見られます。特に近隣諸国からの短距離旅行者にとっては、交通や入国手続きの利便性が向上しており、観光促進に寄与しています。