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「100バーツショップ」で違法販売、無資格で薬やハーブ製品を販売~外国人従業員も逮捕

2025年6月11日 配信

タイ警察中央捜査局(CIB)と食品医薬品局(FDA)は2025年6月6日、バンコクのチャトゥチャック市場およびプラトゥーナム地区にある「THAILAND 100 BAHT SHOP(100バーツショップ)」6店舗を一斉に摘発しました。これらの店舗では、薬剤師の資格を持たない従業員が無許可で医薬品やハーブ製品を販売しており、外国人従業員による違法販売も確認されました。



調査の結果、各店舗からは合計で351種類・5,382点の商品が押収されました。その中には、一般用医薬品や未登録のハーブ製品も含まれ、総額はおよそ26万バーツに上ります。逮捕されたのは、ミャンマーやラオス国籍の外国人3名を含む5人で、いずれも薬剤師ではなく、就労許可を持たない、または許可された職種以外の業務を行っていたことが判明しています。

摘発された6店舗は、いずれも同一の経営者によって運営されていたとみられ、観光客の多い立地を利用して密かに薬を販売していたとされます。店舗には薬剤師が常駐しておらず、法に基づく許可も取得していない状態で医薬品やハーブ製品を扱っていました。

今回の摘発では、薬剤師法や薬事法、ハーブ製品法に加え、外国人労働に関する法令違反も認定される見込みです。無資格で薬を販売した者には最大で禁錮3年または罰金3万バーツの刑罰が科される可能性があり、無許可での薬販売に対しては懲役5年以下または罰金1万バーツ以下の罰則が設けられています。また、未登録のハーブ製品を販売した場合は、最大で禁錮3年または罰金30万バーツが科される可能性もあります。

 

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