ウドンタニで外国人女性教師が強盗未遂被害

2025年6月6日夜、タイ東北部ウドンタニのノーンプラチャック通りで、外国人の英語教師（29歳・女性）が、拳銃のようなものを所持した男女2人組に脅され、モバイルバンキングでの送金を強要されそうになる事件が発生しました。幸い、通行人の介入により犯行は未遂に終わりました。各報道が伝えています。

警察によると、被害女性は帰宅途中、赤いホンダ・スクーピーのバイクに乗った20代後半とみられる男女に呼び止められ、女から所持品を要求されました。バッグに貴重品が見当たらなかったため、女は拳銃のような物を突きつけながら送金を強要し、スマートフォンを奪おうとしたとのことです。

その場に居合わせた通行人2人──ウドンタニ職業訓練校の非常勤講師の女性（27歳）と、イギリス系の男性（23歳）──が異変に気づいて介入し、犯人はバイクで逃走しました。

午後9時30分ごろ、被害者からの通報を受けたムアンウドンタニ警察署の警察官と観光警察が現場に駆けつけ、現在も周辺の防犯カメラ映像などをもとに逃走経路を捜査中です。6月9日時点で犯人は特定されておらず、捜査は続いています。