いよいよスタート！ 6月1日からバイクのヘルメット着用を厳格取り締まり

タイ警察は、いよいよ2025年6月1日より、全国規模でバイクのヘルメット着用に関する取り締まりを強化します。これは「安全な道路プロジェクト（Safe Roads Project）」の一環で、すべての運転者および同乗者にヘルメットの着用を義務づけるものです。タイ政府メディアNNTが伝えています。

タイ道路交通法第122条に基づき、違反者には最大2,000バーツの罰金が科されます。また、ヘルメットを着用していない同乗者を乗せた運転者には、罰金が2倍になるケースもあるとのことです。

今回の取り組みでは、交通事故や違反が多発している道路、また学校や大学の周辺エリアなどが重点的な取り締まり対象となります。地方警察および交通警察の各部門に対しても、全国レベルでの強化指示が出されています。

タイ当局は、事故の抑止と命を守るため、ヘルメット着用の徹底を呼びかけています。特に学生や歩行者の安全確保のため、教育機関の周辺道路では集中的な監視が行われる予定です。

▼関連記事
本気！6月1日から「運転者・同乗者」ヘルメット着用の厳格取り締まり、違反すれば罰金2,000バーツ