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タイ警察中央捜査局(CIB)は2025年5月30日、ひとつの“作戦”を実行に移した。それは、逮捕でも捜査でもない。子どもたちと学校を支援するための、「物資を詰める」という静かな任務だった。
この日、CIBは民間企業・サハパタナ・インターホールディング株式会社(มหาชน)の代表団を庁舎に迎えた。彼らは、「ปันรัก(パンラック)=愛の分かち合い」と名付けられたボランティア活動の理念のもと、生活必需品や食料品などの物資を提供。その想いに応えるように、CIBの職員たちは黙々と、だが丁寧に、支援物資を袋へと詰めていった。
この袋は、単なる「物の集まり」ではない。小さな学校、遠くの村、助けを求める子どもたち――その一人ひとりの未来へと、確かにつながっている。「戦わずして人々のためにあること」それが、CIBという組織のもうひとつの顔であることを、誰が否定できるだろうか。
果たしてそれは慈善だったのか、あるいは使命だったのか。そんな問いに意味はない。そこに“愛”があったことだけは、袋の重さが証明している。
タイ中央捜査局(CIB)
プロフェッショナルで中立、国民と共に。
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