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©タイ空軍
2025年5月28日、タイ空軍は、ミャンマー国境に近いタク県ポッププラ郡の対岸付近で不審な航空機が確認されたことを受け、F-16戦闘機2機を発進させたと発表しました。空軍報道官のプラパート・ソンジャイディー空軍中将によると、この対応は午後1時3分、ナコーンサワン県タクリー空軍基地に駐留する第4航空団からの指令で実施されたものです。
空域監視部隊が探知した不審機は、YAK-130型の高性能ジェット機で、タイ領空に近づく飛行をしていたことが確認されました。空軍は、通常の空域防衛手順に従い、状況確認と抑止のための飛行任務を指示。13時16分には当該機が進路を変え、タイ側から離脱したことが確認されました。
同機は、いかなる敵対的な行動やタイの主権を脅かすような意図も示しておらず、今回の事案は国家安全保障上の脅威とは見なされていないとしています。
タイ空軍は、「今回の対応は、空域監視および防衛任務の一環であり、空軍が一貫して遂行している通常任務のひとつです。国の主権を守り、国民の安全と安心を確保するための措置です」と強調しました。
あわせて、現地の安全保障機関とも連携し、状況を引き続き注視していく方針を示しています。今後、新たな進展があれば、速やかに公表される予定です。
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