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タイ警察は、外国人による売春組織や不法就労などの違法行為を防ぐため、入国審査の厳格化に乗り出しました。入国管理局と外務省が連携し、空港到着前の段階から入国希望者の情報を審査する新たな体制が整えられています。各報道が伝えています。
タイ到着前にオンラインで提出される「TDAC」の情報は、各国の大使館のデータと照合され、ブラックリストや監視対象に該当する人物の特定が可能になります。これにより、売春や人身売買などの犯罪に関与する可能性のある外国人が水際で排除される仕組みです。
観光ビザや学生ビザでの入国者も対象となっており、名目上は観光や留学であっても、実際には不法就労やビジネス目的で滞在しようとするケースへの対策が強化されます。
入国後も情報は観光警察や地域の警察部隊と共有され、必要に応じて追跡調査が行われます。とくに、バンコク都内のスクンビット通りやナナ地区、ソイ・カウボーイなど、外国人の関与が疑われる歓楽街については、今後さらに重点的な監視が行われる見通しです。
タイ警察は、「目的を偽ってタイに入国しようとする者には、厳格な措置で対応する」と強調しています。
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