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タイ警察中央捜査局(CIB)は2025年5月17日、人身売買対策課の捜査により、韓国への就職を斡旋すると偽って複数の被害者から金銭を騙し取った疑いで、タイ人の男女2人をバンコク市内で逮捕したと発表しました。
逮捕されたのは夫婦で、容疑は「他人を欺いて国外での就職あるいは研修の斡旋ができると偽り、金銭や財物を詐取した」詐欺罪です。
2人はバンコク・ワントーンラーン区のコンドミニアムで身を潜めていたところを、捜査員が発見し逮捕しました。
調べによると、2人は2018年頃から少なくとも4回以上にわたり、仲間5人以上と共に偽の人材紹介会社を立ち上げ、「韓国での高収入の仕事」「好待遇」「安価な渡航費用」などとうたいセミナーを開催して信用を得ていました。これにより10人以上が騙され、被害総額は100万バーツ以上にのぼるとみられています。
詐欺が発覚した後、2人は逃亡し、これまでに10回以上の改名と5回以上の転居を繰り返していたとのことです。最終的に、バンコク市内のコンドミニアムで身を潜めていたところを逮捕されました。
女は中央捜査局傘下の第3捜査班へ、男は北部ラムプーン県の警察署へ送致され、それぞれの管轄で起訴される予定です。
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