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©タイ国政府商務省国内商取引局(กรมการค้าภายใน Department of Internal Trade:DIT)
タイ国政府商務省国内商取引局(Department of Internal Trade:DIT)は2025年5月、Tao Binを展開するFort Vending社と覚書(MOU)を締結し、新たに果物スムージー特化型のスマート自販機「Tao Pun」を立ち上げると発表しました。これにより、地元農家から計1,000トンの果物を買い取り、加工されたジュースやスムージーが、全国に展開されることになります。
第1フェーズでは、2025年6月からバンコクのセントラル、ビッグC、ロータスなど主要ショッピングモールに25台のTao Punを設置し、メニュー販売を開始。7月には既存のTao Bin 約7,500台でも果物ドリンクを販売予定です。
対象となる果物は、ナムドクマイマンゴー、ロンガン、プーレーパイナップル、ライチ、ロンコン、バナナ、ピンクグアバなどで、マンゴースムージー、抹茶マンゴー、北海道ミルクマンゴー、タイティーマンゴー、マンゴーライチ、マンゴーストロベリーなど多彩なメニューが提供されます。価格は65バーツで、「1杯買えば1杯無料」のプロモーションも実施。
この取り組みは、政府の農業支援政策の一環であり、果物の新たな販路創出と価格安定を目的としています。すでにピチット県やピッサヌローク県では、民間による継続的な買い取りの影響で、マンゴーの価格が上昇するなどの効果も見られています。
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