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タイ映画『おばあちゃんと僕の約束』(原題Lahn Mah)が、2025年6月13日(金)より、新宿ピカデリーほかで日本全国順次公開になります。この度、リアルな演技に監督やスタッフ、キャストが涙する、貴重な撮影現場をおさえたメイキング映像&メイキング写真が解禁。さらに、本作の公開を記念してパット・ブーンニティパット監督の来日が決定し、5月28日(金)にパット監督が登壇する舞台挨拶が開催されることになりました。
大学を中退して無職の青年エムは、祖母のメンジュがステージ 4 のガンを患っていることを偶然にも知り、メンジュに近づき介護人として一緒に暮らすことに。不謹慎にも彼女から信頼され相続を得ようとするのだが、その慎ましく懸命に生きる姿や考えに触れていき……。
2024 年 4 月にタイで公開され、年間最大のオープニング成績を記録した超話題作『おばあちゃんと僕の約束』。涙なしには観られないことから、鑑賞後に号泣する観客の様子が、TikTok をはじめとするソーシャルメディアで若者を中心に大拡散。社会現象となり、世界中で『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(17)を上回る驚異の約 120 億円超の記録的な大ヒットに繋がった。
製作は、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』、『女神の継承』(21)でヒット連発、“アジアの A24”と称される新進気鋭の映画スタジオ GDH。主人公エムを演じるのは、ドラマ「I Told Sunset About You 〜僕の愛を君の心で訳して〜」(20)の出演を機に、タイをはじめアジア全域で大人気スターとして人気を博す俳優・ミュージシャンのビルキンこと、プッティポン・アッサラッタナクン。おばあちゃん役のウサー・セームカムは、78 歳にして俳優デビュー。笑いを交えた新鮮な切り口で描き、バンコクの古く美しい風景の中で繰り広げられるヒューマンドラマ。心の琴線に触れるあたたかく優しい音楽と共に、誰もが家族や故郷を思わずにはいられない名作が誕生した。
到着したメイキング映像では、パット・ブーンニティパット監督とキャスト陣のインタビューの様子とあわせて、“おばあちゃん”を演じるウサー・セームカムのリアルな演技に、パット監督や撮影スタッフが思わず涙してしまう姿や、カットがかかった後に監督に抱きつき堪えきれず涙する主演のビルキンの姿がおさめられている。
パット監督は、「おばあちゃんの感情表現がよかった。思わず泣いた。本当によかったから、他の人も泣いてた」と撮影を振り返り、「テオさん(ウサー・セームカムの愛称)の存在は奇跡。彼女の演技には意外性がありました。テオさんの出演シーンはどれも感情を込めたリアルな演技でした。奇跡的に見つかりました。最後の最後に現れたのです」と“おばあちゃん”の演技を絶賛。さらに、本国公開当時、78 歳と高齢で映画デビューを果たした世界で一番有名な“おばあちゃん”ことウサー・セームカムとビルキンの本当の家族のような仲睦まじい姿などが収められている。映像の最後に、パット監督は「この映画はありふれた日常の話です。どんな些細なこともみなさんの経験と繋がり愛する人を思い出す。温かい気持ちになるでしょう」とメッセージを贈っている。あわせて、監督とキャスト陣の交流が垣間見ることができるメイキングスチルも到着した。

この度、パット・ブーンニティパット監督の来日が決定! 5 月 28 日(水)には公開記念舞台挨拶を開催する。パット監督は、TV ドラマを中心にキャリアを積み、映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』の TV ドラマ版「Bad Genius(英題)」(20 年)の監督に抜擢され、国内の賞を多数受賞し、注目を浴びる。これがきっかけとなり、『バッド・ジーニアス危険な天才たち』の製作陣とタッグを組み、長編デビュー作となった『おばあちゃんと僕の約束』では世界中で大ヒットをおさめ、タイ史上初アカデミー賞®国際長編映画部門ショートリスト入りの快挙を果たした。今後の活躍を見逃せない、新進気鋭のパット監督が来日して何を語るのか、期待したい。舞台挨拶の詳細は以下の通り。
【日時】5 月 28 日(水) 18:30 の回(上映後 トークイベント開催)
【会場】新宿ピカデリー シアター6
【登壇者(敬称略)】パット・ブーンニティパット(監督)/伊藤さとり(映画パーソナリティ)
【料金】2,200 円均一
【チケット販売】オンライン:5 月 22 日(木) 0 時(=5 月 21 日(水)24 時)
劇場窓口:5 月 22 日(木) 劇場オープン時
映画『おばあちゃんと僕の約束』は 6 月 13 日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開。

【STORY】大学を中退してゲーム実況者を目指す青年エム。従妹のムイが祖父から豪邸を相続したと聞き、自分も楽をして暮らしたいと画策。エムにはお粥を売って生計を立てている一人暮らしの祖母・メンジュがおり、ステージ4のガンに侵されていることが判明。不謹慎にもエムはメンジュに近づき、彼女から信頼され相続を得ようとするのだが、その慎ましく懸命に生きる姿や考えに触れていき……。
監督・脚本:パット・ブンニティパット(TV版「バッド・ジーニアス」)
脚本:トッサポン・ティップティンナコーン
製作:ワンルディー・ポンシティサック ジラ・マリクン
音楽:ジャイテープ・ラーロンジャイ
撮影:ブンヤヌット・グライントーン
編集:タマラット・スメートスパチョーク
出演:プッティポン・アッサラッタナクン(ビルキン) ウサー・セームカム サンヤー・クナーコン
サリンラット・トーマス(『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』) ポンサトーン・ジョンウィラート トンタワン・タンティウェーチャクン
2024年/125分/タイ/原題:Lahn Mah/カラー/5.1ch/1.85:1
日本語字幕:小河恵理 後援:タイ国政府観光庁 配給:アンプラグド
©2024 GDH 559 CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED
Web:unpfilm.com/lahnmah
X:@lahnmahjp Instagram:@unplugged_movie Facebook:@lahnmahjp TikTok:@unpfilm
『おばあちゃんと僕の約束』
6月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開
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