【タイ空軍が声明】女性配達員を脅迫した“空軍兵”を調査中、処分も辞さずと強調

2025年5月15日、タイ空軍は、女性ライダーが男性に脅迫されたとされる件について、関係機関に調査を指示したと発表しました。男性は「自分は空軍の人間だ」と名乗り、事件はバンコク・ドンムアン区の空軍住宅付近で発生したとされています。

この件について、空軍報道官は、空軍として本件を非常に重く受け止めており、事実関係の確認を速やかに行うよう関係部署に指示を出したと明らかにしました。

その後の調査で、問題の男性は空軍兵站局に所属する下士官であることが判明しました。現在、同局の指示により事実関係を調査する委員会が設置され、公正かつ透明な手続きで対応が進められています。

空軍は、調査の結果、規律違反が確認された場合には、厳正な懲戒処分を行うとともに、警察当局とも連携して法的手続きにも協力する方針です。不正を行った人物を庇うことは一切ないとしています。

また、空軍司令官は、全ての階級の指揮官に対し、部下の行動を適切に管理するよう改めて指示を出し、倫理・規律の徹底、市民に対する節度ある行動を求めています。

空軍は、今後も倫理性や透明性、規律を重視する姿勢を強調しており、所属人員が社会に対して不適切な行動をとった場合には、事実に基づいて厳正に対処する姿勢を示しています。