バンコクで男が発砲・立てこもり、警察が周辺を封鎖し交渉続く

【2025年5月15日・バンコク】バンコクノーイ区で2025年5月15日午前、銃を持った男が発砲し、住宅に立てこもる事件が発生しました。事件現場はプラノック通りソイ・ワットラコーンタム内の2階建ての家屋で、警察は周辺を封鎖し、特殊部隊を含む大規模な対応を続けています。各報道が伝えています。

現場では男が周囲に向けて発砲し、住民を一時的に人質に取っていたとの情報もありますが、警察の交渉により人質は無事に解放されたとされています。しかし、男はなおも発砲を続け、交渉には応じていないということです。

事件はすでに発生から5時間以上が経過しており、警察は無人航空機（ドローン）を用いて上空から拡声器で説得を試みるなど、慎重に対応を続けています。

男の父親によると、「息子は違法薬物の影響で錯乱状態に陥っていた可能性がある」と話しており、当局は薬物使用との関連についても調査しています。

なお、現場はバンコクノーイ区バーンチャンロ地区にあり、住民や通行人の安全確保のため、付近の道路は完全に封鎖されており、一般の立ち入りは厳しく制限されています。