レンタル料が高すぎる！パンガン島で違法バイクレンタル営業、イスラエル人の男を逮捕

タイ警察は2025年5月12日、タイ南部スラタニ県パンガン島で、違法にバイクレンタル事業を営んでいたイスラエル人の男（33）を逮捕しました。観光客から「レンタル料金が高すぎる」との苦情が寄せられていたことから、捜査が進められていました。各報道が伝えています。

スラタニ県警、観光警察、パンガン警察署、地元自治体による合同捜査の結果、無登録の住居で男を拘束。そこが違法レンタルの拠点であり、本人もバイクレンタル業を営んでいたことを認めました。過去1年間でおよそ300万バーツの利益を得ていたと供述しています。

警察は現場から、バイク15台、ヘルメット15個、スペアキー109本、バイクの登録書類51冊、レンタル契約書386枚を押収しました。

男はプーケット県ラッサダー地区にある不動産会社の代表取締役で、同社に関しては労働許可を取得していましたが、パンガン島でのバイクレンタル業は許可範囲外の違法営業とされています。また、タイ人女性の銀行口座を事業の金銭取引に使用していたことも明らかになっており、警察はこの女性の行方を追っています。

容疑者には、「外国人による無許可営業」および「許可範囲を超える労働」の罪が適用され、事件はパンガン警察署に引き継がれています。