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タイ司法省は、南部国境地域における麻薬問題に対処するための新たな対策作戦を開始しました。2025年5月10日にパッタニー県のシリントーン陸軍基地で発表されたこの作戦は、「麻薬撲滅のための統一志願部隊」キャンペーンの一環として、政府機関、市民団体、地域コミュニティが一体となって取り組むものです。タイ政府メディアNNTが伝えています。
この地域では、麻薬の蔓延が人々の生活に深刻な影響を与えており、今回の作戦では小規模な売人から大規模ネットワークまでを対象に取り締まりを強化。特に、クラトムの葉やジュース、大麻といった、部分的に合法化された薬物の乱用が問題視されています。
発表では、現行法の見直しを含め、社会的・健康的リスクへの対応の必要性も強調されました。関係当局は、行政・警察・地域社会が連携することで、長期的な成果につなげたいとしています。
また、利用者に対するリハビリプログラムの拡充や、地域の安全と生活の質の向上を目指した具体的な施策も盛り込まれています。タイ政府はこの取り組みにより、地域全体で麻薬問題を根本から解決する構えです。
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