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タイ保健省タイ伝統代替医療開発局は、自宅で首のマッサージを受けた男性が死亡したという痛ましい事故を受け、身体の“危険部位”への不用意な施術に対して強く注意を呼びかけています。各報道が伝えています。
事故は、ある女性が夫の不調を和らげようと首をマッサージしたところ、夫が脳死状態に陥り、死亡したというもの。保健大臣は、「マッサージには多くの健康効果がある一方で、正しい知識がなければ命に関わる事故を引き起こす可能性がある」と警鐘を鳴らしました。
タイ伝統代替医療開発局は、以下の部位についてはマッサージを避けるよう強く推奨しています。
・骨や主要な血管の上
・頸椎(首の骨)の周辺
・脊椎の真上
・肋骨まわり
・首の側面や耳の下・後ろ
・下のリンパ節
・背中では脊椎を避け、周辺の筋肉にのみ施術
また、「風の門を開く」とされるツボや、神経が集中するひじの内側、手首、ひざ裏などへの圧迫についても、1回かつ45秒以内にとどめるべきだとしています。
同局は「家庭での簡単なマッサージであっても、人体構造に関する最低限の理解が必要」と強調。安全かつ効果的な施術を受けるには、タイ保健省認定の施術士が在籍する店舗を利用するよう呼びかけています。
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