両替レート
|
|
タイ地理情報・宇宙技術開発機関(GISTDA)は2025年5月7日、旧ソ連の宇宙探査機「コスモス482号」に関する最新の監視情報を発表しました。
GISTDAによりますと、「コスモス482号」は現在、地表から平均およそ150キロメートルの低軌道を周回しており、5月10日午前4時13分(タイ時間)ごろに大気圏へ再突入する見通しです。
現時点での分析では、再突入地点はロシア領内になる可能性が高いとされています。GISTDAは、その位置を図中の黄色のポイントで示しています。
ただし、正確な落下地点の予測には、探査機が高度130キロメートル以下に達する必要があるとされており、引き続き注意深く見守る必要があります。
今回の監視には、GISTDAが独自に開発した宇宙物体追跡システム「ZIRCON」が用いられており、国際基準に則った形での追跡・分析が行われています。
なお、タイ国内に落下する可能性は現在のところ0.22%と非常に低く、重大な影響はないとみられています。GISTDAは今後も24時間体制で監視を継続し、必要に応じて随時最新情報を提供するとしています。
関連記事
新着記事