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バンコク都心で交通パターンを一時変更~オレンジライン建設による渋滞を緩和へ

2025年5月6日 配信

タイ運輸省交通政策計画局(OTP)は、都市鉄道オレンジライン(文化センター〜タリンチャン)建設に伴う渋滞緩和策として、バンコク中心部の一部道路で交通パターンの一時的な変更を実施すると発表しました。試験期間は2025年5月5日から5月20日まで。交通状況が改善されると判断された場合には、措置の延長も検討されます。



試験的な交通変更の詳細

対象となるのは、通勤時間帯に混雑が集中する以下の3区間。いずれも午前6時〜10時の時間帯限定で、車線数を1車線から2車線に増やす運用が行われます。

・ラーチャプラーロップ通り(南行き)
 ディンデーン交差点〜ラーチャプラソン交差点

・ラマ1世通り(東行き)
 ① ポン・プララーム交差点〜チャルーンポーン交差点
 ② チャルーンポーン交差点〜パトゥムワン交差点

運輸省によると、今回の交通変更により、該当交差点付近の車列の長さが最大15%短縮されると予測されています。

渋滞の主要原因はペッブリー通り一帯

今回の措置の背景には、オレンジライン建設工事が続くペッブリー通り沿い(ヨーマラート交差点、ラチャテウィー交差点、プラトゥーナム交差点周辺)の深刻な混雑があるとされます。このエリアは東西を結ぶ主要幹線であり、日常的に交通量が非常に多いため、今回の交通対策が緊急に講じられることとなりました。

交通政策計画局は、バンコク都民および周辺地域のドライバーに対し、該当期間中は事前の移動計画やルート変更を呼びかけています。

※なお、「1車線から2車線に増やす」とされていますが、道路そのものの拡張ではなく、既存の車線幅の再配分や、対向車線・路肩などの一時的な運用変更による措置である可能性が高いと見られます。現時点では、タイ当局から具体的な実施方法についての詳細な説明は出されていません。

 

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