ピピ島で外国人観光客がサルに餌やり、国立公園が追跡調査へ

©ハードノパラットターラー－ムーコピピ国立公園（อุทยานแห่งชาติหาดนพรัตน์ธารา-หมู่เกาะพีพี、Hat Nappharat Thara-Mu Ko Phi Phi National Park）

タイ南部クラビ県のピピ島（ピピ・ドン島）で、外国人観光客が野生のサルに餌を与える様子がオンライン上で拡散され、国立公園当局が追跡調査に乗り出しています。

問題が発生したのは、島内の人気スポットである「モンキー・ビーチ」周辺で、ここには多くのサルが生息しています。ハードノパラットターラー－ムーコピピ国立公園では、以前から野生動物への餌やりを禁じる看板を設置し、観光客や関係者に向けて啓発活動を行ってきました。

しかし今回、ルールに反する行為が確認されたことから、当局は該当する観光客の特定を進めており、関連法令に基づく処分を行う方針を明らかにしました。

国立公園は「自然環境と野生動物の保護のため、ルールを守った観光を心がけてほしい」と呼びかけています。