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2025年4月30日、タイ入国管理局と高等教育・科学・研究・イノベーション省は、外国人留学生に対するビザ制度の管理強化に向けた会議を実施しました。特に、短期の非学位(Non-Degree)プログラムに参加する学生を対象に、不正なビザ取得や滞在の防止を目的とした新たな規制強化が話し合われました。
会議では以下の5項目の措置が確認されました:
プログラム情報の明示義務
各教育機関は、コース名、担当部門、カリキュラム内容、授業形式(オンラインと対面の割合)、授業時間、適正な学生数など、詳細な情報を明記した書類を提出する必要があります。
出席状況と履修管理の強化
学生の授業出席および履修状況が、カリキュラム基準に適合しているかを監視する体制を整えます。
毎月の在籍状況報告
学生の在籍または離脱状況を、電子システムを通じて毎月報告する義務を設け、基準を満たさない学生にはビザ取り消しも視野に入れます。
違反時の措置
教育機関が省の規定に違反した場合は、該当プログラムの承認取り消しや、今後のプログラム申請に影響が及ぶ可能性があります。
不審情報の共有と調査協力
入国管理局が不自然な情報を検出した場合、その情報を高等教育省と共有し、適切な調査が行われる体制を整えます。
これらの措置は、教育機関と入国管理局の連携を強化し、ビザ制度の透明性と信頼性を高めるとともに、留学制度を悪用した不法滞在の抑止を目的としています。
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