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タイ海軍司令官、中国の中鉄十局集団有限公司が建設した海軍施設の安全点検を指示

2025年4月3日 配信

タイ海軍は、中国の建設会社「中鉄十局集団有限公司(China Railway No.10 Engineering Group Co., Ltd.)」が手がけた海軍補給局(Naval Supply Department )の司令部ビルについて、構造安全性の再点検を指示しました。同社は、先日の地震で崩壊したタイ国家会計検査院の新庁舎を建設した企業でもあります。2025年4月2日のThe Nationが伝えています。



空軍大将パイロート・フアンジャン海軍参謀長によると、海軍司令官である空軍大将ジラポン・ウォンウィット氏の命により、2025年3月28日に発生した地震の影響を受けた海軍補給局司令部ビルの安全評価を主導するよう指示を受けたとのことです。

海軍補給局司令部ビルは2021年に建設され、2024年に正式に海軍に引き渡されました。地震当日はビルが使用されており、内部にいた海軍職員が揺れを感じたものの、目視ではひび割れなどの損傷は確認されていません。

パイロート参謀長は、同建物は主に横方向の空間設計となっており、高層構造ではないことから、揺れの影響をある程度軽減できた可能性があると述べました。

安全への懸念が高まる中、パイロート参謀長は海軍公共事業局に対し、海軍補給局司令部ビルの構造再評価に加え、タイ海軍が運営するすべての病院施設についても地震による被害の有無を調査するよう命じています。

 

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