タイ、2023年11月17日からイグアナ輸入禁止

タイ中部ロッブリー県パッタナーニコム郡で、野生化した多くのグリーンイグアナが自由に歩き回っているのが目撃されたことを受け、2023年11月17日（金）から、タイへの全種のイグアナの輸入が禁止されました。

 ロッブリー県では多くの野生化したイグアナが目撃されており、その数は急速に増加。環境、生態系、農地を脅かす可能性があるとして、状況が変化するまでは、国内の個体数を抑制するためにイグアナの輸入が禁止となります。

タイ国立公園・野生動物・植物保護局は先日、イグアナを飼っている一般の人々に対し、同局に申告するよう呼び掛けました。3日間で、244人の所有者から3,419匹のイグアナが登録されました。

イグアナは外来種であり、現時点では、なぜタイで野生化したイグアナが発見されたのか、正確な理由はわかっていません。