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タイでは大麻が2022年6月9日に合法化(麻薬リストから削除、ただしTHC含有量が0.2%を超える大麻抽出物は依然として麻薬リストに残っています)されましたが、それに先駆けて2021年にはクラトムが合法化されています。それに合わせて、クラトムに関連して収監されていた1,038人が釈放され、クラトムに関連する犯罪歴も削除されました。
クラトム(Kratom,กระท่อม)は東南アジア原産の植物で、興奮作用や鎮静作用があり、タイでは古くから嗜好品として使用されてきました。痛み止めにも使用されます。
タイ人民代表院は、人々がクラトムベースの製品をオンラインで販売することを許可する法案を可決しました(賛成205名、反対58名、棄権5名)。ただし、公共の安全を確保するために厳格な規制が施行されます。
現在はクラトム合法化により、消費者はクラトムを購入できますが、食品や飲料などのクラトムベースの商品は許可されていません。今後は修正された法案の下で、オンライン販売を含め、クラトムおよびクラトムベースの製品を顧客に直接販売することが許可されます。
ただし当局は、18歳未満の人々、妊婦、授乳中の母親にクラトムとその製品を販売することは違法であり、販売業者は店舗またはオンラインショップに警告標識を掲示する必要があると警告しています。また、教育機関、公共公園、法務省と保健省によって指定される場所など、特定の場所での販売は許可されていません。
The House of Representatives has passed a bill allowing people to sell kratom-based products online. However, strict…
NNT- National News Bureau of Thailandさんの投稿 2022年7月2日土曜日
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