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台湾でタイ人夫婦を殺害した後にタイに帰国したタイ人の男(35歳)が2022年6月17日、警察署に出頭しました。
容疑者は台湾新北市で、同郷であるビジネスパートナーのタイ人夫婦(夫32歳 妻36歳)を鈍器で殴って殺害。遺体をBMWに詰めた後、6月9日にタイに帰国しました。
容疑者は、タイに帰国して1週間ほど身を隠しましたが、6月17日になって父親に付き添われてチェンマイの警察署に出頭しました。犯行の動機は、利益配分に関するトラブルと考えられています。
タイ警察本部長は6月17日午後の記者会見で、タイ警察が台湾で起きた今回の事件の管轄権を持っていると述べました。タイと台湾は刑事共助の合意がないため、容疑者は台湾に引き渡されないとのこと。また、捜査のために必要に応じて捜査チームを台湾に派遣する予定とのことです。
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