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2026年7月24日、バンコクで開催中の「台湾ドキュメンタリー&映画祭」の主催者が、中国大使館の関係者を名乗る人物から、映画祭の宣伝物に掲載された台湾文化部の名称とロゴを削除するよう求められたと明らかにしました。各報道が伝えています。
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映画祭のタイ人ディレクター、ティダー・ピッポンカーンピム氏によると、7月20日、中国大使館の職員を名乗る男性が、映画祭を開催するバンコクの映画館2か所に電話をかけました。
男性は、宣伝物に台湾文化部のロゴが掲載されていることについて「不快に感じる」と述べ、削除するよう要求したとされています。
ティダー氏が要求を拒否すると、男性は声を荒らげ、威圧的な態度を取ったといいます。男性は中国語訛りのあるタイ語を話していたとのことです。
さらに翌21日には、別の中国大使館関係者とされる人物が映画館を直接訪れ、映画祭のスタッフに同様の要求を繰り返したとされています。
ティダー氏はロゴの削除に応じず、中国大使館が正式に異議を申し立てるのであれば、タイ外務省を通じて行うべきだと伝えました。
また、21日にはタイにおける台湾の窓口機関である台北経済文化弁事処(TECO)へ状況を報告。TECO側も、映画祭の開幕式で今回の出来事に言及したと報じられています。
映画祭は22日夜、バンコクの映画館「House Samyan」で予定通り開幕し、その後、大きな混乱は確認されていません。
中国大使館は、今回の主催者側の証言について公には回答していません。
中国大使館バンコクは21日、アヌティン・チャーンウィーラクーン首相の中国公式訪問を受けた中国・タイ両政府の共同声明を公式Facebookで公表しました。
共同声明の第6項では、タイが「一つの中国」政策への揺るぎない支持を再確認し、中華人民共和国政府を中国を代表する唯一の合法政府と認め、台湾を中国の不可分の一部とする立場を表明しています。
さらに、タイは台湾の平和的統一を支持し、台湾独立を求めるいかなる主張も支持せず、中国の「一国二制度」政策を支持すると明記されました。
ただし、この共同声明と、映画祭に対するロゴ削除要求との直接的な関連は確認されていません。
「Taiwan Documentary & Film Festival in Thailand 2026」は、7月22日から26日まで開催。バンコクのHouse SamyanとCentury Sukhumvit、コンケーンのPratudang Spaceを会場に、ドキュメンタリーや長編映画、短編作品など計17作品が上映されます。
今回のロゴ削除要求については、現時点では主催者側の証言に基づく報道であり、要求を行った人物の身元や、中国大使館からの正式な指示だったかどうかは確認されていません。
[出典]
Khaosod English-Taiwan Film Festival organiser in Bangkok alleges Chinese Embassy interference
Chinese Embassy Bangkok-Joint Statement between the Government of the People’s Republic of China and the Government of the Kingdom of Thailand
Documentary Club-Taiwan Documentary and Film Festival in Thailand 2026
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