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バンコク「バンパイアパブ」を摘発、19歳の妊婦ら18人から薬物反応

2022年6月11日 配信

バンコク「バンパイアパブ」を摘発、19歳の妊婦えら18人から薬物反応

タイ内務省地方行政局(กรมการปกครอง、Department Of Provincial Administration)とタイ警察は2022年6月11日午前2時半、バンコク・パトゥムワンにあるパブ「バンパイアパブ(แวมไพร์ผับ)」の摘発を行いました。



今回の摘発は、「バンパイアパブ」が未成年の客を受け入れ、法律に反して午前4時まで営業しているという情報を当局が入手し、実施されました。

摘発時、店内にはタイ人と外国人の客約500人がおり、スタッフと客の全員を薬物検査したところ、19歳の妊婦を含む18人が陽性と判定されました。また5人が20歳未満で、26人が身分証明書を携帯していませんでした。

また、店内からはパックに入ったアイス(覚せい剤の結晶)やエクスタシーが見つかり、紙幣に包まれたものも数個見つかっています。

警察は、トイレの前に警備員が配置されていたことから、店が客にドラッグを販売し、トイレで使用させていた疑いがあるとみています。

タイ内務省地方行政局によると、「バンパイアパブ」のある場所は以前は車の整備工場で、その後外国人観光客向けのパブに改装されましたが、4年ほど前に閉鎖されたとのこと。「バンパイアパブ」は2022年2月になって、違法に営業が再開されたようです。

なお、「バンパイアパブ」は看板もなく、客は秘密の扉から入店していました。

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