タイ海軍の女性用トイレに隠しカメラ、2015年から盗撮

タイ海軍ポクローン・モンタートゥパリン報道官は2022年2月3日、海軍施設の男性用トイレ（バスルーム）と女性用トイレの天井から、2台の隠しカメラが発見されたと明らかにしました。

隠しカメラは、1月7日に配線システムの修理中に発見され、情報技術部のキアティコーン・マンカン中佐（54歳）のコンピューターシステムに接続されていたことが判明。キアティコーン・マンカン中佐はすぐに拘留されました。

隠しカメラが接続されていたコンピューターを調べたところ、2015年から盗撮が行われていたことが明らかになり、約1000本の動画が証拠として見つかったとのことです。

盗撮被害にあったのは主に女性の政府関係者で、職員と研修生らは23人は、チョンブリ県サッタヒープのプルタルアン警察署に被害を届けています。

なお、男性用トイレにカメラが設置された理由も明らかになっており、その理由は深夜に勤務している女性職員がいるため。女性用トイレにはシャワーがないため、女性職員は男性用トイレのシャワーを使用しており、その時を撮影するためでした。