タイで「ステルスオミクロン（BA.2）」感染の14人を確認、1人死亡

「ステルスオミクロン」とも呼ばれるのは新型コロナウイルス・オミクロン株「BA.2」で、従来の「BA.1」の亜種。「BA.2」は「BA.1」の2倍の感染力があるとも言われています。そんな「BA.2」が、これまでタイで14例確認されました。

タイ保健省医療科学局 （กรมวิทยาศาสตร์การแพทย์、Department of Medical Sciences）のSupakit Sirilak博士の2022年1月26日の発表によると、タイ国内で「BA.2」が14例確認され、1人が死亡しました。

「BA.2」は1月2日にタイで最初に確認されたとのこと。「BA.3」については、まだタイで確認されていません。

現在タイの患者は、オミクロン株が94.6％を占めており、デルタ株は5.4％。これまでオミクロン株に感染した7人が死亡しました。タイでのオミクロン株での死亡率は0.1％です。