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タイ入国後の新型コロナ検査、RT-PCR検査からATK検査への切り替えは延期の可能性

2021年11月30日 配信

タイ入国後の新型コロナ検査、RT-PCR検査からATK検査への切り替えは延期の可能性

タイ政府は先日、完全にワクチン接種を終えた旅行者を隔離無しで受け入れる「テスト&ゴー」においては、2021年12月16日以降、旅行者が到着後に行うRT-PCR検査の代わりに、短時間で済むATK検査に切り替えると発表しました。しかし新型コロナウイルス変異株「オミクロン」の出現により、延期になる可能性が出てきました。


サティット・ピトゥテーチャ保健副大臣はオミクロン株の出現を受けて、旅行者が入国後に行うRT-PCR検査をATK検査に切り替える計画を、延期する可能性があると明らかにしました。11月30日のタイ国営メディアNNTが伝えています。

サティット副大臣は、RT-PCR検査はATK検査よりも正確であり、タイでのオミクロン株の発生を防ぐために重要であると付け加えました。

タイ政府は先日、オミクロン株がタイに入るのを防ぐために、オミクロン株が広がっているボツワナ、エスワティニ、レソト、マラウイ、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ、ジンバブエからの外国人旅行者のタイ入国を、12月1日から禁止する方針を発表しています。

なお現在はアフリカ諸国に加えて、オミクロン株はオーストラリア、香港、イスラエル、イタリア、ドイツ、オランダ、英国、ベルギー、チェコ、デンマークでも発見されています。

 

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