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タイ観光省が主要観光県にワクチン配分を提案&エリア検疫はロシアが最初か

2021年3月2日 配信

タイ観光・スポーツ省は、タイ保健省に対して5つの観光県でワクチン接種キャンペーンを実施することを提案し、ワクチンパスポートの展望を議論することになりました。Thai PBSが伝えています。



タイ観光・スポーツ省ピパット・ラチャキットプラカーン大臣によると、同省はプーケット、スラタニ、チョンブリ、チェンマイ、クラビの観光業従事者に、5万回分の新型コロナウイルスワクチンを配分することを提案しました。優先的に割り当てられるのは、隔離検疫施設として利用されいる58のホテルのスタッフ13,000人です。

またピパット大臣は、タイが2022年にワクチンパスポートを開始するか、検疫なしで外国人旅行者を受け入れることを可能にする措置を講じることができれば、少なくとも500万人の外国人旅行者を受け入れられる見通しと続けました。

さらに大臣は、 「エリア検疫」と呼ばれるプログラムが次のタイCOVID-19状況管理センター(CCSA) の会合で議論されると明らかにしました。「エリア検疫」は外国人旅行者が隔離施設の自室で3日間過ごした後に、限られた区域で行動が可能になるというもの。「エリア検疫」にはロシアの旅行会社が関心を示していることから、「エリア検疫」に最初に参加する外国人観光者はロシアからになることが予想されると大臣は語っています。

 

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