タイ北部で1000頭以上のブタを殺処分、豚繁殖・呼吸障害症候群（PRRS）発生で

豚繁殖・呼吸障害症候群（PRRS）とは、豚といのししのウイルス感染症。母豚の繁殖障害と、子豚の呼吸器病という二つの症状が特徴です。直接的、間接的な接触感染、飛沫感染、空気感染、交配により伝播しますが、人間には感染しません。

各報道によるとタイ北部ランパーン県で、豚繁殖・呼吸障害症候群（PRRS）の発生が報告された後、1,000頭以上の豚が殺処分されました。

ランパーン県の農業協同組合省畜産振興局（Department of Livestock Development: DLD）責任者であるソーン氏は2020年9月24日（木）、ランパーン県メータンで豚の殺処分命令を行いました。感染を防ぐための対策で、今後も殺処分される豚は増加する可能性もあるとのこと。

ソーン氏は、豚が原因不明で死亡した場合は直ちに当局に報告するよう求めるとともに、死因特定のために血液サンプルを採取できるよう準備するように促しています。

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