偽「味の素」販売店を摘発、734袋を押収

今はどうか分かりませんが、タイで「味の素」は日本の代名詞。以前は日本人と見ると「Ajinomoto！」と言ってくる人がタイのあちこちにいたものです。タイ料理にも沢山の味の素が使われていて、「もしかして美味しさの決めては味の素！？」と思うこともあったり、なかったり。

タイ警察はナコンラチャシマー県パクチョンで2020年7月4日、偽「味の素」を販売したとして、56歳のタイ人の女を容疑者として逮捕。734袋の偽「味の素」（7万3400バーツ相当）を押収しています。

今回の逮捕は、当局が偽「味の素」が販売されているとの情報を得て捜査を開始し、パクチョンの市場で不審な店を発見。その後、味の素社と連携し証拠を固め、逮捕となりました。

容疑者は有罪となれば、偽造商標の販売などで、4年以下の懲役か40万バーツ以下の罰金、またはその双方が科されることになります。

タイには「味の素」以外の旨味調味料も販売されていますが、やっぱり旨味調味料と言えば「味の素」というのは揺るぎないのですね。

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